例:プロセスの自動化を使用してインボイスをエクスポートする

承認後に請求書をサードパーティのシステムに送信するステップバイステップの例。

この例では、次のことを行います。 

手順

  1. Process Automatorを使用してプロセスを 作成します。
  2. [Launch Process On]を[Document Event]に設定し、[Document]を[Invoice]に設定します。 
  3. [トリガープロセス]を[承認]に設定します。これにより、請求書が承認されるたびにプロセスがトリガーされます。
  4. サードパーティのシステムにAPIコールアウトを送信し、応答を処理するには、ステップ1を追加します。 
    【技術分野】
    オブジェクト トリガードキュメントにアクションを適用するには、[Trigger.Invoice]を選択します。 
    アクション  [APIコールアウト]を選択して、請求書が承認されるたびにAPIコールをサードパーティのシステムに送信します。 
    コールアウト 請求書情報を送信するサードパーティのエンドポイントに関する情報を含むコールアウトを選択します。「コールアウト」を参照してください。 
    データマッピング オプションです。Coupaの請求書データをサードパーティシステムのデータモデルにマッピングするデータマッピングを選択します。データマッピングを参照してください。
    APIフィルター オプションです。フィルターを適用して、コールアウトに含める請求書フィールドを決定します。API応答フィルターを参照してください。 
    APIコールアウト回答変数 オプションです。サードパーティのシステムAPI呼び出し応答からの要素の値を保持する変数を作成します。この例では、ID要素を保持するID変数を定義できます。正確なパスを決定するには、API呼び出しの応答を調べる必要があります。たとえば、請求書IDは/invoice/record_idとして設定できます。
    条件 オプションです。条件を追加して、どの承認済み請求書がプロセスをトリガーするかをさらに制限します。 
  5. サードパーティシステムからのIDを含む請求書レコードにフィールドを設定するには、ステップ2を追加します。このIDは、ステップ1 APIコールアウト回答変数で作成された変数に含まれています。
    フィールド
    オブジェクト トリガードキュメントにアクションを適用するには、[Trigger.Invoice]を選択します。 
    アクション  [フィールドの設定]を選択して、請求書オブジェクトにフィールド値を設定します。 
    フィールドタイプ 設定するフィールドに応じて、[標準]または[カスタム]を選択します。この例では、ERPレコードIDと呼ばれるカスタムフィールドを請求書オブジェクトに追加することができます。 
    フィールド名 設定する標準またはカスタムフィールドを選択します。 
    回答変数を使用する  はいを選択します。 
    フィールド値 作成した応答変数を選択します。たとえば、応答変数Invoice IDに名前を付けた場合は、ステップ1. Invoice IDを選択します。 
  6. 他のシステムにデータを重複してエクスポートしないように、オブジェクトがエクスポートされたことを示すフィールドを請求書レコードに設定するには、ステップ3を追加します。
    フィールド
    オブジェクト トリガードキュメントにアクションを適用するには、[Trigger.Invoice]を選択します。 
    アクション  [フィールドの設定]を選択して、請求書オブジェクトにフィールド値を設定します。 
    フィールドタイプ 設定するフィールドに応じて、[標準]または[カスタム]を選択します。この例では、[エクスポート済み]という名前のカスタムフィールドを請求書オブジェクトに追加できます。 
    フィールド名 設定する標準またはカスタムフィールドを選択します。 
    回答変数を使用する  [いいえ]を選択します。 
    フィールド値 適切なフィールド値を選択します。たとえば、「エクスポート済み」というブール値のカスタムフィールドを追加した場合、そのフィールドをtrueに設定できます。 
  7. Integration Control Centerを表示して、API呼び出しを管理し、問題のトラブルシューティングを行います。 
    1. インテグレーションコントロールセンターまでナビゲートして、APIコールアウトのステータスを表示します。